VICの窓から

2019年10月

草紅葉の秋

西吾妻山に草紅葉が広がる。木々が色づき、深緑と併せて、静かな山の秋を彩っている。

花がまだ残っているチングルマ。葉は秋色。光沢のある葉はコイワカガミ。
シラタマノキが白い実をたくさんつけている。

ゴゼンタチバナの赤い実をつけているのは葉が6枚。葉が1対だけ長いのに気づく。
4枚の葉は若い株。来年白い花が咲くのだろう。
この花をデザインした高校の校章が印象に残っている。

長く伸びる紫色の茎。ツルリンドウの大きく熟した赤い実が目立つ。
倒木や朽ち果てた木にキノコを見つけた。

万世大路 栗子峠を貫く道

山の向こうは福島県。三角形に見えるのが通称栗子山。
明治の初め、栗子山を貫くトンネルが掘られ米沢―福島間の街道「万世大路」が開通した。
現在はその真下を東北中央自動車道栗子トンネルが通っている。
昭和の初め、大改修によってバスも通れる道になった。しかし、冬期5カ月間は通行不可能な道だった為、昭和41年栗子ハイウェイが開通し、通年交通が可能になった。
これにより明治以来の万世大路は廃道となったが、万世大路保存会の方々によって道路の保存活動が続けられている。

やわらかな秋の日差しが歴史の道万世大路を照らしている。

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